本当のファンタジーって?
自分のいう本当のファンタジーってのは創作者の持つ個性の塊。
創作の世界では全て作者の思い通りに出来るから、客観評価を考えずにモノを創ったとき、それは他人から見たら狂気じみたモノになる。
そう、それこそがファンタジー。
例えるなら、ラストシーンでそこまで組み上げてきた世界観や伏線を全てぶん投げ、
「言ったでしょ? 不思議が当然ってね」
と名無しのキャラに言わせて終わる。
又は、今まで登場したキャラが急に現れて、主人公を祝福して終わる。
そんな感じ。
ジャンルとしてのファンタジーが悪いわけではないけどね。
ジャンルというのはあくまで土台だから、ユーザーは世界観を理解しやすいし、作る側も話を考えやすい。
あらゆる創作物は、理解しようと誰かに思われなければ、世の中に存在してないのと同じなので、ジャンルを汲んでシーンを創るのは正しい。
しかし、逆を言えば最初から意味なんて求めなければいいんだ。
「創作物を発表したぞ!」という自己満足感だけで生きりゃいい。仮に誰も存在を知らなかったり、理解されようと思われなくても、そこを生き抜く精神力があればいい。
それこそ狂気であり、その人の持つ本当の創作。
……と、信じて今日はブログを書いた。
ブログも創作だしー。