バーチャルユーチューバー(VTuber)について思うこと
いつの間にか人気になっていたこのジャンル。
先月ぐらいに、ようやくどういうものか理解したよ。
VTuberたちの、あのキャッチーさは凄い。
実在の人間は服とか、その日のコンディションとかで微妙に見た目が変わるけど、VTuberは意図的に変えない限り全く同じ。つまり覚えやすい。
これ、どうでもいいことに思えるかもしれないけど大事。
もちろん、特徴的な声も覚えやすさに一役かっている。特に自分は見た目より声派なので、なによりも大事。
作曲で例えると、ピッチ調整のみで頑張ってるのが実写ユーチューバーで、12音階を使ってるのがVTuberなのだ。
……言い過ぎ?
まぁ、今は物珍しさとかもプラスされて流行になっているから、上記の要素は流行が終わってからじゃないと参考にもならんけど。
これだけ強く見えるVTuberだけど危うさもある。
それは、あまりにも実態が不透明であるということだ。
不透明な部分が多ければ多いほど、純粋な視聴者はその部分を自身の予想(妄想・空想・幻想)で埋める。
特にVTuberは、言い方悪いけど、所謂「ドル売り」だらけなので、良い想像ばかりするファンを普通の動画配信者より集めてしまっている。
VTuberに限らず、何らかの大きな活動を続ける限り、不透明な部分はだんだん透明になり、本当の姿が見えてきてしまう。
そして多くの場合、本当の姿と視聴者の予想は違うのだよ。
そこで魔法が解ける。流行の終わり。
かつてのファンは、また新たな幻想を求め、別のコンテンツへ旅立ち去ってゆくか、現実を呪いつつ流れる時の中で成長するか。
彼・彼女らの冒険はこれからだ……。
これは大げさだけど、流行が終わったあとにどうなるかは、ちょっと意識しておいた方がいい。
ま、本当の本当に好きだったら関係ないんだけどね!
関係ないつながりで関係ない話。
コンテンツのファンは大きく分けて4つのタイプがあるー?
まず1つ目。
■素朴タイプ
純粋にコンテンツを応援したり、好きアピールを頻繁にする。
最も多い普通のタイプ。
周りに振り回されやすく、反応してはダメだと分かっていてもアンチにイライラしてしまったり、コンテンツで問題が起きたときは、熱が冷めてしまったりもする。
2つ目。
■盲目タイプ
信者とか呼ばれやすいタイプ。
「自分の好きなコンテンツが最高のものである」というアイデンティティを持ち、利己主義な傾向があるため周りに迷惑をかけてしまうこと多々。
アンチが多く生まれる原因でもある。
多くの場合は精神年齢が低いだけであり、時間とともに別のタイプへ変化するか、コンテンツから離れたりアンチ化することもある(もちろん変わらないパターンも)
3つ目。
■捻くれタイプ
コンテンツの問題点を軽めに叩いたり皮肉ったりしながら居着くタイプ。
ニワカに噛み付くこともあってアンチ認定されたりもするが、コンテンツに対して無駄に造詣が深かったりして、めんどくせえヤツ的な扱いを受ける。
本人がニワカのときは別の捻くれタイプから叩かれたりして、場の雰囲気を悪くすることも多々。
時間が経つことで、素朴タイプからこのタイプへ変化することがある。
類似の衰退したコンテンツから移転してきた高年齢層にも多いタイプ。
4つ目。
■空っぽタイプ
その場のノリを楽しんでいるだけで、コンテンツそのものにはあまり興味がないタイプ。
素朴タイプの次に多く、流行中のコンテンツだと更に多くなる。
このタイプをどれだけ素朴タイプへ変えられるかが、コンテンツの先行きを決めると言っても過言ではない。
コンテンツが炎上した場合の反応
■素朴タイプ
「なんでこんなことに……;;」
■盲目タイプ
「おかしいのは叩いてる奴らだ!」
■捻くれタイプ
「知ってた。いずれこうなると思ってた」
■空っぽタイプ
「なんか荒れてて草」
自分のタイプ?
全てを俯瞰し、次元の違う楽しみ方をしている0番目のタイプに決まってるよなぁ(最強)
まぁ、こういう思考をドヤ顔でブログに展開する人間なんて、自分が最も優れた考えをしていると思ってるからな。
自分も100%そうだ。
脳内でなろう系主人公化してるんで。
何はともあれ、こういうの考えるのは楽しい。
自分流、就寝前のストレス解消法。
VTuberほぼ関係ないところに落ちちゃったけど、まぁ自分のブログは思いつきで書いて、てきとうに締めるスタイルだから。
まぁ、VTuberにも来るべき時はくるよってこと。
幻想を抱くことは不幸しか生まない。
どったかで見たことあるけど、名言だー(自画自賛)